昨日は電研会議がありました
工作教室担当のみなさんお疲れ様です
あと2週間頑張ってください
今回の会議で気になった点が1つ…
工作教室の出し物は「回路の簡単さ」より「コスト」より「安全性」を最優先してください
ユーザは電研会員ではなく一般の方ということを念頭に置いてください
安全性のための出費は誰も怒りませんよ~♪
ん?どこからか「能書きはいいから説明しろよっ!」と聞こえてくるのでしてみます
とりあえずモータ制御方法としてモータと直列に抵抗を入れる例は聞いたことがありません(電流制御回路のシャント抵抗は別ね♡)
またユーザは一般の方なので「モータの回転を止めたら大電流が流れる」という知識は普通ありません
そこで上記ケースを検証するためにマブチモータさんの性能線図シミュレーションにて電源3V時の停動電流(Stall current)を求めてみました
FA-130RA-2270の場合は4.4[A]だそうです
抵抗に換算すると
3[V]/4.4[A]=0.68[Ω](オームの法則)
モータと直列に5[Ω]の抵抗を入れていた場合回路に流れる電流は
3[V]/(0.68[Ω]+5[Ω])=0.53[A](オームの法則)
また抵抗における消費電力は
0.53[A]*0.53[A]*5[Ω]=1.4[W]
1分間に発生するジュール熱は
1.4[W]*60[s]=84[J]
あちっ!www
ではどうやってモータを制御するのか
一般的にトランジスタやFETを使う場合が多いです
トランジスタは小生の勉強不足により知りませんがFETの場合on抵抗が低い(~1Ω)ので熱が発生しにくい印象があります
FETをオーム領域で使ったことは無いので1年生の実験結果がどのようになるのか楽しみです
いやぁ工作教室は電研全体の技術力向上につながるのでいいですねぇ~
ささっ地霊殿やろっと
まだ例大祭版の域を超えてないのですwww
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